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土用の丑・・うなぎと卵、あなたはどっち

こんにちは

*間もなく土用です。

 来週の7月23日には今年も「大暑」を迎え本格的な夏を迎えます。
今年は7月19日が
「夏の土用」入りです。「土用」といえば、夏のウナギが有名ですが、中医学で
「土用」は季節の変わり目を意味して、夏以外に
秋と冬の季節の変わり目の秋土用
冬と春の季節の変わり目の春土用、
春と夏の季節の変わり目の春土用
があります。

*土用って何

 いずれの土用も、立春、立夏、立秋、立冬の役18日前の時期で季節の変わり目で体調をくずしやすい時期です。この時期は、中医学では胃腸を整えると良いとされ、食材では「黄色の食材」「甘い食材」がおすすめなので、
南瓜(カボチャ)、とうもろこし、卵、
などを取り入れましょう。

*卵はいくつまで食べていいの

特に、卵は栄養のバランスが良いので土用にはおすすめの食材ですが、店頭でも試食会でも良く聞かれるご質問が
「卵はいくつまで食べて良いの?」 
と聞かれます。
世間一般にはまことしやかに、
「卵は一日一個まで」
などといわれてきました。が、実は卵の油の卵黄油は善玉コレステロールなので、適切に摂取したいコレステロールです。

*元ミスユニバース日本栄養コーチ・エリカ・アンギャル散のFBから
朝食に卵二個のすすめ

 以前にもお話した知花くららさんや森理世さんをミスユニバースに導いた、元ミス・ユニバースジャパンの栄養コーチ「エリカ・アンギャル」さんの調査では、
「朝食にベーグルをひとつ食べるダイエット・チーム」と
「卵を2つ食べるダイエット・チーム」
を比較したところで8週間後、卵を食べたグループはベーグルを食べたグループに比べ、体重が65%多く減っていただけでなく、ウエストラインの減り具合はおよそ2倍という結果だったそうです。
これは、他の多くの食材に比べて、卵を食べるほうが満腹感をより長く感じられることが原因といわれています。

*卵とダイエット
エリカ・アンギャルさんによると実際に、朝食に卵を食べたグループは、朝食摂取3時間後の検査で、グレリンという食欲を増進させるホルモンの値が低いということが研究によって明らかになっているそうです。
結局、朝食に卵2個を食べたダイエットグループは、3時間経っても満腹感を感じていて、1日の総摂取カロリーがベーグルを食べた場合と比べて400カロリー以上少なかったそうです!
そして、クッキーやケーキ、スナック菓子など、魅力的だけど体に良くない間食を控えたい方や、食パンや白米など、炭水化物だけで朝食を済ませている方は、朝食に卵を加えることで腹持ちが良くなり、余計なカロリー摂取を防げます。

ということで、美味しくてタンパク質たっぷりの「卵」やを正しく食べて、夏バテしやすい「夏の土用」を無理なくお過ごしください。

下の写真はイヌイ薬局90周年祭で参加者おひとりづつに丁寧に
サインをくださるエリカ・アンギャルさん。




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